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法人保険の大改正がありました(令和元年6月)
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当然ですが、何でもかんでも保険を利用しないといけない、と言うことはありません。
会社の成長・安定や経営者の方の安心につながるもので、その目的と保険の特性が合致するなら、保険加入も非常に有効です。
『多くの経営課題のなかで、一般に生命保険を使う有効性が高いといわれるもの』
1.事業保障対策
2.死亡退職金.弔慰金対策
3.退職慰労金(生存退職金)・老後生活資金対策
4.事業承継・相続対策
5.福利厚生対策
6.財務強化対策
7.節税対策
どんな保険でもとりあえず保険に入ればいいわけではありません。
会社経営上に役立つもの、経営者の方に役立つものでないといけません。
本来、保険加入時には、決算・申告状況・財務状況などや、将来の経営予想など多くの会社のことと、経営者の方のライフプランなどを十分に検討する必要があります。
もうすでに保険に加入されている会社は、本当に会社や経営者・役員の方に役に立つ目的に合ったものか一度見直されることをお勧めいたします。
また、これから加入を検討されている方や、保険外交員の方に加入を勧められている方は、保険に加入することによってどのようなメリットが、期待できるのか十分に検討してください。
法人・経営者保険の検討すべき点は、どのようなものでしょうか?
1.「目的」 保険に何を求めるのか。どのような効果を期待するのか。など。
2.「金額」 必要な保険金額。必要な返戻金。保険料。損金算入額。など。
3.「期間」 目的におうじた期間。返戻率の高い期間。期間の柔軟性。など。
4.「税金」 契約内容による損金算入。保険料支払時。保険金受取時。返戻金受取時。など。
5.「柔軟性」 経営環境の変化への対応性。貸付。契約変更。など。
この5つの点については、十分な検討が必要です。
会社・経営者にとって、しっくりといき、会社経営に役立つ保険でなければ、保険料を払う意味はないでしょう。